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この夏行きたいところ!
後編

2018年8月9日 更新

今年の夏はどこへ行こうか。
大人の夏休みに宿題はないけれど期間が短いし、ぼんやりしてるとあっという間に終わっちゃう。
限られた時間を有効に使うため、日常から抜け出し、うんとリフレッシュしちゃいましょう!
というわけで、あなたがエスケープできる旅先を前篇・後篇にわけてモダンブルースタッフがレコメンド。
この夏の思い出作りの参考に是非。

Hiroaki Okada

インド 
バラナシ

神々しいまでの朝日が昇る場所

もう何年も前だが、言葉を失うほど美しい朝日を見たことがある。
インドはバラナシ。首都デリーから南東におよそ800km。ガンジス河沿いに栄える街バラナシは、ヒンドゥー教の聖地として、国内はもちろん海外からも多くの信者が集う場所。国籍や人種の異なる人々が所せましと行き交う様子は、まるでサラダボールのよう。
バラナシはインドでも最も大きな宗教都市のひとつで、街中は多くの人で賑う。敬虔なヒンディーがバラナシに集う理由のひとつが、ガンジス河での沐浴である。ガンジス河での沐浴は神聖な行いとされ、これまでに犯した罪を洗い流すと考えられているため、人々はガンジス河に身をゆだねながら、太陽に向かって祈りをささげる。
夜明け前ともなると、川沿いは沐浴をする人々で次第に賑やかさを帯び、周囲には鐘の音が響き渡る。人々の想いを一身に受ける太陽が次第に姿を現し、川面が!街が!一斉に輝きだす!!それは、宗教などとは無縁であるわたしでさえも、神の存在を認めてしまいそうになるほど神々しい風景であった。鐘の音や街の喧騒が聞こえる中、川の中から頭を出してしばらく風景を眺めていた。
しかしそこはインドおよびインド人。そういった厳かな雰囲気の中、川上では洗濯、川下では歯磨き、隣では入浴、といった具合に、川は生活の一部となっている。母なるガンガーは神聖にして生活感満点。

インド日常

ここはインドから直線距離で6,000キロ以上離れた東京。パソコンを前に、インドへの想いを馳せる自分がいる。そういった、いつまで経っても消えない不思議な余韻がバラナシにはあるのかもしれない。まとまった休みを取り、またあの朝日(夕日もおすすめ)を眺めてみたい。
今年の夏休みは、日本の暑い夏を避け「灼熱」をインドに求めてみるはいかがだろうか。

インド夕日

市街地の路地は狭いにも関わらず、バイクや野牛、野犬が所せましと行き交う。サンダルは心もとないので、動きやすくしっかりとしたスニーカーがおすすめ。野犬に追いかけられてもこれで逃げ切ろう。

スニーカー

Okadaのイチオシ

BRAND: アトランティックスターズ

ITEM: スニーカー

長時間歩いても疲れにくいスニーカーを旅のおともに。

Erina Hirose

ロシア サンクト・ペテルブルク 
マリインスキー劇場

ロシアの四季といえば、汚い春に短い夏、秋になるとすぐに訪れる長い冬・・・。行くとするなら季節は夏。ロシアの夏は日本の春~初夏の気候で、真夏の避暑地には最適な場所です。
6月~7月は白夜となり、ピークが過ぎた後でも、しばらく明るい夜が続きます。そんな夏の夜長を楽しむには、芸術の都サンクトぺテルブルクで過ごしたい。 いわずとしれた世界三大美術館のひとつエルミタージュ美術館を放ってはおけませんが、オペラとバレエ専用の格調ある劇場、マリインスキー劇場で非日常を鑑賞してみるのはいかがでしょうか。
バレエでは「白鳥の湖」「ロミオとジュリエット」「眠れる森の美女」といった、誰しもが聞いたことがある作品もあるので、観たい演目を押さえて行くのも素敵ですね。

ロシアバレエ

マリインスキー劇場には旧館と新館があり、新館は現代風なガラス張りの建物で劇場内の音響設備もばっちり。私としては、旧館の昔ながらのおおげさに豪華な内装も含めて堪能したい。建物を一目見たいと訪れる人も多いようで、貫録ある建物での鑑賞はその雰囲気にうっとりすること間違いなし。

ロシア劇場

ドレスコードはありませんが、Tシャツ、ジーンズ、スニーカーでは逆に目立ってしまうとのこと。旅行には比較的カジュアルでちょっとくらいダサくてもいいという人も、荷物が増えるなんて言わずに。マリインスキーの夜には、ぜひドレスアップして華やかな雰囲気に浸りましょう。

ピアス

Hiroseのイチオシ

BRAND: ティファニー

ITEM: ピアス

今日は着飾りたい、そんな日に。レディーになれるアイテム。

個人的に気になるサンクトぺテルブルクのポイント。パステルカラーの建築物が多い。グリーンのエルミタージュ美術館、アイスブルーのエカテリーナ宮殿。そして、ミントグリーンのマリインスキー劇場。思いのほかにパステルな街のようなので散歩しているだけでも楽しめそう。
ロシアのアートがぎゅっとつまったサンクトペテルブルク。夏の芸術で自分の感性を高める旅を。お土産にマトリョーシカをお忘れなく。

Chie Murakoshi

千葉県 野田市 
清水公園

家族で楽しめる関東お勧めスポット

夏休み

長い、長い夏休みがやってきた。子供は大喜びですが、お母さんにとってはちょっと憂鬱。毎日の昼食の準備に大量の洗濯物、習い事の送迎、宿題の手伝いなど、いつもに増して忙しい!
体力があり余っている子供達に振り回され、新学期までの日数を指折り数えているのが本音。平日は仕方ないけど、お父さんが休日の日にはお任せして息抜きしたいですよね。

アスレチック

家族揃ってお休みの日は、夏休みの宿題「絵日記」や「自由研究」のネタさがし。親もちょっとだけ手助けをしてあげます。
家族全員で楽しめて、思い出がたくさん作れるお勧めスポットは千葉県野田市にある「清水公園」。日本最大級のフィールドアスレチックは水上コースがあります。うっかり足をすべらせて池にドボン!なんてことになっても大丈夫。公園には、洗濯乾燥機・シャワー・ロッカーなどの設備が整っているんですよ。それでも、子供の前ではそんな格好悪い姿は見せたくありませんよね。
そこで、水上コースに挑む前に服装はできるだけ軽装にしましょう。ジーンズは避け、水陸両用のハーフパンツに足元は滑りにくいスニーカー、両手が自由になるボディバッグを身につけて。万が一に備え、大きめのタオルや着替えを持参するのを忘れずに。これでバッチリです。さあ、童心にかえって頑張りましょう。

バーべキュー

アスレチックが苦手な子や小さなお子様には、かわいい動物がたくさん飼育されているポニー牧場や世界初の噴水迷路がお勧め。ポニーのエサやりやブラッシング、乗馬を楽しんだりと貴重な体験ができるんですよ。たくさん動きまわったら、みんな大好きなバーベキューでお腹いっぱい食べましょう。好き嫌いが多い子供達も、なぜかバーベキューだと野菜も食べられます。
数えただけでも気になるポイントがたくさんあるので、すべて制覇するには1日だけでは足りないかもしれません。また、広大な敷地ですのでちょっと目を離すと迷子になる可能性あり!自分も楽しみつつ、子供の姿もしっかり見ておきましょう。

[ おすすめポイント ]

関東近郊:千葉県野田市

フィールドアスレチック:日本最大級。

バーベキュー:手ぶらでも楽しめる。

ポニー牧場:ポニーだけではなく、やぎ、うさぎ、モルモットも飼育されています。

マス釣り:子供でも釣れるマスは、その場でさばいて焼いてくれます。

世界初の噴水迷路:たくさんの噴水が行く手をはばむ立体迷路。

Murakoshiのイチオシ

夏のアウトドア、これだけそろえれば安心。

Akihiro Nakamoto

I never want to go again. 
もう二度と行きたくない旅行先

ドバイ

休暇をとって旅行に行くなら、どこに足を運んでみたいですか?美味しいものを食べたい。温泉に入りたい。リゾートで過ごしたい。珍しいものを見たい。日常から少し離れた体験をすることで、気分もリフレッシュ。
【よりよい時間を過ごす為に】
しかしここで問題が、というかせっかく楽しみにしていた旅行なのに、想定外のトラブルが起こってガッカリなんて経験はありませんか?天候不順みたいな自然現象なら避けようが無いですが、忘れ物とか、ちょっとした不注意で起こるようなものは、避けれるものなら避けたいです。

札幌

【有名スポットなんだけど】
がっかり名所ってご存知ですか?有名な観光スポットだけど、行ってみたらがっかりした場所のことです。日本国内だと、「札幌の時計台」「高知のはりまや橋」、国外であれば「ブリュッセルの小便小僧(ベルギー)」「コペンハーゲンの人魚姫(デンマーク)」「シンガポールのマーライオン」などがそれに当たるそうです。これらはトラブルって事でもないですが、ある程度、行き先、目的地の情報を集めて、より良い時間を過ごせるように準備はしたいところです。
【実際にいったことのある人たちの声】
とはいえ、実際にどれくらいがっかりするのかは、分からないし、感じ方も人それぞれ。そこで、旅先でがっかりした事のある色んな人たちの声を集めてみるかと、「never want to go again.(もう二度と行きたくない)」と検索してみると、でるわでるわ、、
実際行ってみないと分からないことだらけですが、面白かったので以下にちょっとまとめてみました。皆様の旅行計画の参考になる!か分かりませんが!?文化の違いや、観光案内には無いリアルな部分など、読んでみるだけでもけっこう興味深い部分がありました。

飛行機

サウジアラビア
女性が出歩くときは親戚の男性と一緒にいるかを確認するための検問所がそこら中にあり、全ての施設がお祈りのために1日に何回も閉まる。常にスピーカーから甲高い怒鳴り声が聞こえてきてうんざりした。
砂以外に何もなく、極端に失礼な男性たちと、幽霊のような服を着た女性たち。そして極端に暑い。近所の奥さんが車をちょっと運転したという理由で、ぶたれて拷問されていた。サウジアラビアは地獄だよ。
ドバイ(アラブ首長国連邦)
私のおばあちゃん(世界中を旅している)は、ドバイからちょうど戻ってきました。彼女はそれが魂のない街だと言いました。彼女が今までに訪れた最悪の場所。
あれほど空虚で文化不足を感じたことはない。あるのはショッピングと多大な不平等と、貧困層への抑圧だ。それに悪魔的に暑くてジメジメしていた。
マニラ(フィリピン)
マニラはひどいです。空気の質、交通量、ごみ、エアコン完備のショッピングモールの奇妙な増殖。何よりも、子供の貧困が心を苦しめました。
ジンバブエ
ビクトリアの滝を見に行った。歩いて行ける距離のビクトリア・フォールズ・ホテルに泊まった。どこに行っても人が立っていて、彫刻を売ってくる。買う人は誰もいない。まるでトワイライトゾーンのようだった。誰に近寄っても、最初に聞かれることが「靴を売って欲しい」だった。
ポートモレスビー(パプアニューギニア)
ホンジュラスやグアテマラのような地獄の薬を注入した場所よりも無作為に起こる殺人事件があります。あなたは無慈悲に殺されるだけでなく、食べられる可能性も高いので、ポートモレスビーは面白いです。
ハリウッドブールバード(アメリカ)
それはほぼ暗黒郷のようなものです。汚れたミニーマウスの衣装を着た、酔っ払ったホームレスの男が、人が地面に横たわってまったく死んでいるように見えた。観光客はどこにいても、この場所で苦しんでいる貧しい人々が見れます。私たちは5分後に出発した。
フリーポート(バハマ)
ビーチは非常に汚れていて、私は造船所にいるように感じました。野生の犬にも問題があります。痩せこけた犬がそこらじゅうにいて、犬を見るたびに私の心を壊した。私は彼らの多くが飢えて死んでいて、数え切れないほど多くの腐敗している犬を見ました。本当に決して戻ってこないだろう。

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